あめふりくまのこ
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2022.12.28_____

 横浜在住の娘が1歳の孫を連れて里帰りしています。一緒におもちゃで遊びながら「あめふりくまのこ」を歌っています。

 「ぞうさんとくものす」の1番の歌詞は「1人の象さん くものすに」で始まり「呼びました」で終わります。「あめふりくまのこ」の1番の歌詞は「お山に雨が ふりました」で始まり「できました」で終わります。これら2つの童謡に共通する点は、長調であり、タッカタッカのリズムが多用されているところです。また、最後のフレーズも「ミっミレっレド−」と「ミっミミっレド−」とよく似ています。

   ぞうさんとくものす( 出だし ): ソミドソシラソ( そそみみどど()()ししららそ )
   あめふりくまのこ( 出だし ): ドレミソシラレ( どれみみそそしらららられ )

 しかし、「ぞうさんとくものす」は楽しい感じですが「あめふりくまのこ」は悲しい ( 切ない ) 感じです。「ぞうさんとくものす」はカナダ民謡であり、「あめふりくまのこ」は昭和37年に日本で作られました。歌詞を見ると、「ぞうさんとくものす」はコミニケーションのとれる仲間がいて文明を感じますが、「あめふりくまのこ」は孤独で文明から遠く離れた自然を感じます。

 「あめふりくまのこ」が悲しい ( 切ない ) 感じである原因は、歌詞だけではなくメロディーにもあります。「ぞうさんとくものす」で使用されているコードはハ長調で言うとCとFとGだけですが、「あめふりくまのこ」で使用されているコードはハ長調で言うとCとDmとEmとFとG7であり、マイナーコードも含まれています。