加速度は、 単位質量あたりに作用する力の大きさに比例し、 その比例定数は 1 です。
圧力は、 単位面積あたりに作用する力の大きさに比例し、 その比例定数は 1 です。
密度は、 単位体積あたりの質量に比例し、 その比例定数は 1 です。
加速度の増大因子は作用する力の大きさであり、 減少因子は質量です。
圧力の増大因子は作用する力の大きさであり、 減少因子は面積です。
密度の増大因子は質量であり、 減少因子は体積です。
速度の変化の足かせになっているのは質量です。
加速度は速度の変化のことですから、
加速度の足かせになっているのは質量です。
圧力の足かせになっているのは面積です。
密度の足かせになっているのは体積です。
速度の変化の足かせになっている質量のことは慣性質量と言います。
運動方程式 ( F = ma ) に現れる質量は慣性質量です。
これに対して、 重力質量というのがあります。
重力質量は、 重力場を創造したり、 重力場の影響を受けたりする質量のことです。
慣性質量 と 重力質量 は概念は異なりますが、 実態は同一のものです。
慣性質量 と 重力質量 の量が異なることを期待して行われた多くの実験も、
残念ながら期待通りにはいかなかったようです。
その理由は、 慣性質量 と 重力質量 が同一のものになるような単位系になっているからです。
たとえば、 10 秒 を 基本時間とする単位系を採用すれば、 慣性質量 と 重力質量 は別物になります。
