気体の分圧
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2021.08.03____


 温度と圧力と物質量 ( モル数 ) が等しいならば、どんな気体の体積も等しい。
 0℃ 1気圧 1mol の気体の体積は 22.4 L である。


 したがって、1気圧の混合気体1m3中のある気体の分圧は、760mmHg にその気体の物質量をかけてから混合気体全体の物質量で割ると、求めることができます。

 0℃ 1気圧 の混合気体中のある気体の濃度( g/m3 )から分圧を求めることができます。0℃ 1気圧 ではどんな気体でも 1mol の体積は 22.4 L です。1m3 あたりの気体の質量を分子量で割ると。1m3 あたりの物質量がわかります。そこでそれに 22.4 をかけて気体の体積が求まります。温度と圧力が同じであれば、気体の物質量と体積は比例関係にあるので、混合気体1m3に占める気体の体積の割合を 760mmHg にかけると、その気体の分圧になります。

( 例 題 )
  25℃ 1気圧 の大気中の飽和水蒸気量は 23.0 g/m3 です。これを分圧に変換してください。

( 解 答 )
  1 L = 10−3 m3
  水の分子量は 18 g/mol
  760 mmHg ×{ ( 23.0 ÷ 18 ) × ( 22.4 × 10−3 ) }= 24.1 mmHg