上の血圧( 収縮期血圧 )は心臓が中の血液を絞り出した時の腕の動脈血管にかかる血流による圧力で、下の血圧( 拡張期血圧 )は心臓が拡張し、血液が逆流しないように大動脈弁が閉じた時の腕の動脈血管にかかる血流による圧力です。拡張期血流は血流の慣性や大血管の拡張を戻す力によリます。
上の血圧と下の血圧の足し算引き算による動脈硬化判定:
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足して 220 以上 なら、中小血管の動脈硬化が強い。
足して 180 以下 なら、中小血管の動脈硬化はまずない。
引いて 60 以上 なら、大血管の動脈硬化が強い。
引いて 30 以下 なら、大血管の動脈硬化はまずない。
足して 220 以上 かつ 引いて 60 以上 のときは、拡張障害による心不全になりやすくなっていると言えますし、なっているかもしれません。また、大動脈閉鎖不全症になっている可能性もあります。大動脈閉鎖不全症のときは、大血管に動脈硬化が起こっているとは限りません。
足して 220 以上 かつ 引いて 60 以上 のときは、大中小血管すべてに動脈硬化が起こっていて危険な血管閉塞や血管破裂のリスクが高まっています。
足して 180 以下 かつ 引いて 30 以下 のときは、肥満 や 高血圧の初期 や 収縮障害による心不全 の可能性があります。収縮障害による心不全のときは、中小血管に動脈硬化が起こっている可能性があります。
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