情報後原因確率( ベイズの定理の真髄 )
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2023.03.20____

因果関係: 疾患Aに罹患している( 原因 ) → 検査結果が陽性になる( 結果 )
        ※ この検査は、
            感度( 偽陰性の少なさを表す度合い ): 95%
            特異度( 偽陽性の少なさを表す度合い ): 90%
この5年間の統計より、疾患Aの罹患率は 0.1% であることが分かっている。

したがって、この時点で無作為に選ばれたある人が疾患Aに罹患している確率( 原因確率 )は 0.1% である。
また、無作為に選ばれたある人が検査を受けて陽性になる確率( 結果確率 )は 10.085% である。
   なぜなら、 0.1% × 95% + 99.9% × 10% =→ 1008.5 %2 =→ 10.085%

また、因果確率は、感度と同じ 95% である。

無作為に選ばれたある人が検査を受けたところ、陽性であった。( そういった情報を知った )
そのために、その人が疾患Aに罹患している確率は 0.1% から 0.942% へと変化した。
      ( 考えようによっては大した変動ではない。)

その理由を考えてみよう。 ベイズの定理とは、情報後原因確率( 条件付き確率 )を求める式なのだ!


以上のことを 条件付き確率 の考え方で解くと次のようになります。


 ※ 参照:
    大学生のための数学 > 確率 > 本当に感染している確率
    大学生のための数学 > 統計学 > ベイズ推定