( 問題1)
-
上下2つの引き出しの付いた箱が3つあり、 外見では区別ができません。 A の箱に

-
B の箱は最初から存在していないと考えます。 この時点で、 選んだ箱がA である確率は 2分の1 であり、 選んだ箱がC である確率は 2分の1 です。 したがって、 この箱の下の引き出しに赤玉が入っている確率は、 次のようにして 2分の1 であることが解ります。

この問題の一部を次のように書き換えます。
-
C の箱には、 一方の引き出しに赤玉が1個、 他方の引き出しに白玉が1個入っています。
( 上の引き出しに赤玉が入っている確率は 1/2 です。)
-
上下2つの引き出しの付いた箱が2つあり、 外見では区別ができません。 A の箱には上下の引き出しに赤玉が1個ずつ入っており、 B の箱には、 一方の引き出しに赤玉が1個、 他方の引き出しに白玉が1個入っています。 ( 上の引き出しに赤玉が入っている確率は 1/2 です。) この2つの箱の中から1つを無作為に選んで上の引き出しを開けたところ、赤玉が入っていました。 この箱の下の引き出しに赤玉が入っている確率はいくらでしょうか?

-
この問題は、 「 この箱の下の引き出しに赤玉が入っている確率はいくらでしょうか?」 という部分を 「 箱A を選んでいた確率はいくらでしょうか?」 とか 「 この赤玉が箱A の中の赤玉である確率はいくらでしょうか? 」 とかに書き直しても同じになります。
そこで、 問題を「 この赤玉が箱A の中の赤玉である確率はいくらでしょうか? 」 に書き換えます。
-
集合X : 箱A の中にある玉
集合Y : 赤色の玉
玉を1個無作為に抽出したところ、 集合Y に属していたのだから、
この玉が集合X に属している確率を、次の表より求めてみましょう。
| Y | Y | |
| X | 1/2 | 0 |
| X | 1/4 | 1/4 |
答えは、 1/2 ÷( 1/2 + 1/4 ) =→ 2/3 になります。
箱Aの中に入っている赤玉を取り出す確率 = 1/2 × 1 =→ 1/2
箱Bの中に入っている赤玉を取り出す確率 = 1/2 × 1/2 =→ 1/4
赤玉を取り出してしまったという「 条件付き確率 」 なので、求める答えは、
1/2 ÷( 1/2 + 1/4 ) =→ 2/3
プログラムの内容 :
( 問題 3 )
-
上下2つの引き出しの付いた箱が1万個あり、 外見では区別ができません。 すべての箱は、 一方の引き出しに赤玉が1個、 他方の引き出しに白玉が1個入っています。 その中から1個を無作為に抽出し、 それを箱B と言うことにします。
上下2つの引き出しの付いた箱A があり、 外見では箱B と区別ができません。 A の箱には上下の引き出しに赤玉が1個ずつ入っています。
「 箱B を抽出し、 A と B 2つの箱から1つを無作為に選んで上の引き出しを開けたときに赤玉が入っている。」 ということを1万回試行して調査したところ、 その割合はちょうど 3/4 でした。 箱B が決まったときに、 その上の引き出しに赤玉が入っている確率はいくらでしょうか?
-
B の箱の上の引き出しに赤玉が入っている確率を P とする。
1/2 の確率でA の箱を選択し、 その場合は上の引き出しに赤玉が1の確率で存在する。 また、 1/2 の確率でB の箱を選択し、 その場合は上の引き出しに赤玉が P の確率で存在する。 したがって、 上の引き出しを開けたときに赤玉が入っている。確率は、
1/2 ×1+ 1/2 × P =→ (1+ P )/ 2
これが 3/4 だったのであるから、 (1+ P )/ 2 = 3/4 よって、 P = 1/2 。
よって、 答えは 1/2 です。
ちなみに、 上の引き出しに赤玉が入っていたとき、 箱A を選択していた確率は、 次のようになります。
( 1/2 ×1)÷( 1/2 ×1+ 1/2 × P ) =→ 1/2 ÷ 3/4 =→ 2/3 。
確率 へ戻る