相対運動方程式
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2023.06.21_____


 只今、原点からの位置ベクトルが の所に質量 m1 (kg) の物質Aが存在し、原点からの位置ベクトルが の所に質量 m2 (kg) の物質Bが存在しています。
 2つの物質の間に相互に働く力だけが作用する場合に限り、2つの物質系の重心は等速直線運動をします。そして、物質Aと並走している観察者から見た物質Bの加速度は次のように書くことができます。
   
   
     
     
     
ここで、次のように置きます。 μ を「換算質量」と言います。
   
すると、次の運動方程式が出来上がります。
   
この式は、物質Aと並走している観察者が見る物質Bの運動を表す「相対運動方程式」です。

 例えば、摩擦の生じない床の上を両端に重りの着いたバネが振動しながら全体として等速直線運動している場合に、相対運動方程式を利用することができます。

    ※ 参照: 大学生のための物理学 > 力学 > 換算質量