分度器を用いないでケーキを3人で均等に分けるには、次のような方法があります。まず、ケーキの表面に直径ABを引きます。次に直径の一端から直径の 1/4 の長さ内側にその直径に垂直な直線(CD)を引きます。ケーキの中心をOとすると、OB と OC と OD でカットすると、合同なケーキが3ピースできます。

分度器を用いないでケーキを3人で均等に分けるには、次のような方法もあります。ケーキの直径を1とすると、直径の両端から 0.3675 の長さ内側にその直径に対して垂直に切断してケーキを3つに分ける方法です。
【 問 題 】
半径1( 直径2 )の半円があり、灰色の部分は半円の面積の 1/3 を占める。


CPの長さの近似値を小数点以下3桁で求めよ。
【 解 答 】
∠EOA = ∠DOB = θ とする。
OP = x とする。
OP = sin θ = x ⇔ θ = Arcsin x
EP = cos θ = ルート( 1−x2 )
灰色の部分の面積は、△ODEの面積に弧OAEの面積の2倍を加えたものである。
△ODE = 1/2 × ED × OP =→ x cos θ =→ x ルート( 1−x2 )
弧OAE = π/2 × θ/π =→ θ/2 =→ Arcsin x / 2
したがって、灰色の部分の面積は、x ルート( 1−x2 ) + Arcsin x
これが、半円の面積 π/2 の 1/3 になるような x の近似値を次の十進BASICのプログラムを実行して求める。
PRINT
PRINT "π/6 = "; PI/6
PRINT
FOR x=0.26 TO 0.27 STEP 0.001
PRINT x; " : "; x*SQR(1−x^2)+ASIN(x)
NEXT x
END
これを実行すると、次のようにアウトプット表示される。
π/6 = .523598775598299
.26 : .514080443163594
.261 : .516011390765783
.262 : .517941797625022
.263 : .519871661517114
.264 : .52180098021598
.265 : .523729751493657
.266 : .525657973120283
.267 : .527585642864089
.268 : .529512758491387
.269 : .531439317766563
.27 : .533365318452067
よって、x ≒ 0.265 となる。
したがって、答えは 1−0.265 =→ 0.735 となる。