癌とは
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2012.07.04


  癌とは、 上皮細胞 に由来する 悪性腫瘍 です。 腫瘍とは、 細胞が生体内の制御に反して自律的に過剰に増殖することによってできる組織塊のことを言います。 そのうち、 足るを知らずに増大するもの、 正常な細胞を食い破るように増殖するもの、 転移して増殖するものを悪性腫瘍と言います。 上皮細胞には、 体の内と外の境界面( 体の表面 )に存在する細胞や、 内分泌腺の表層の細胞や、 卵巣の外側の表層を覆っている細胞 があります。 上皮細胞以外の細胞に由来する悪性腫瘍には、 肉腫 や 白血病 があります。 脳腫瘍は悪性腫瘍ではありませんが、 そのうちのおよそ3分の1は悪性脳腫瘍です。

  癌の本態は、 遺伝子であるDNA( デオキシリボ核酸 )の 変性 です。 DNAが変性する理由としては、 遺伝子的要因、 ウィルス感染、 電磁波、 化学物質、 慢性炎症 などがあります。