物質を構成する物
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2011.11.19


 物質を構成する基本粒子の分類です。


クォーク

レプトン

第1世代

u−クォーク, d−クォーク

 電子ニュートリノ, 電子

第2世代

c−クォーク, s−クォーク

 ミューニュートリノ, ミュー粒子

第3世代

t−クォーク, b−クォーク

 タウニュートリノ, タウ粒子


  原子核は、 陽子( プロトン )と 中性子( ニュートロン )で構成されています。
  陽子は、 アップクォーク( u−クォーク )2個 と ダウンクォーク( d−クォーク )1個 で構成されています。
  中性子は、 アップクォーク1個 と ダウンクォーク2個で構成されています。


  古代ギリシャのエンペドクレスが紀元前5世紀に、 四元素説 を唱えました。「 物質は、 土、 水、 空気、 火 の四元素からなり、 それらは愛によって結合したり憎によって分離したりを繰り返し、 新たに生まれることはなく消滅することもない。」という説です。 現代風に解釈するならば、「 物質には、 個体、 液体、 気体 の三態がある。 熱エネルギーは、 それらの姿を変化させたり、 また、 さまざまな反応を起こしたりしている。 この宇宙では、 トータルとして、 物質やエネルギーは不生不滅である。」ということになりましょうか。


  仏教の真言密教の開祖である、 空海( 弘法大師、 遍照金剛 )が唱えた物質の要素( 五大 )は、「 地、 火、 水、 風、 空 」です。 四元素説に「 風 」が加わっています。 何日もかけて四国の弘法大師ゆかりの寺を巡礼して、 般若心経を唱え、 御本尊の真言を唱え、 写経した半紙を納めていく。 四国遍路の旅が始まったのは、 江戸時代の初期だそうです。 背中に「 南無大師遍照金剛 」と黒書された白装束に「 同行二人 」と書かれた笠をして、 杖を持ち、 弘法大師と共に2人で同行する巡礼の旅です。 以前は歩き遍路さんが多く、 菜の花畑を背景に春の風物詩でした。

  その51番札所「 石手寺 」は、 道後温泉のすぐそばにあります。 先日、 妻と二人で参拝してきました。 境内にはマントラ洞という心細くなる薄暗いゆるやかな登りになったトンネルがあり、 そこをひたひたと歩いていくと、 所々に電灯で照らされた看板が置いてあって仏の教えが書いてあります。 それらは私にぴったりで、 思わず2人で笑ってしまいました。 次のような旨の言葉だったと思います。

   貪り : 「 我欲 」=「 俺の俺の。 俺が俺が。」  むさぼり
                 このために、 苦や患が生じている。
   無智 : 「 我執 」=「 俺は知ってる、 解ってる。」
                 それは、「 空 」を知らない心のことである。
    空 : 「 ものはみな無常で実体はない。 憎もなく愛もなく我もない。」
                 空を不安と思うか、 空を安心と思うか、 それは心が決める。

  また、「 ブッダの庭 」には、 最近作られたと思われる、 サンチーの仏教建造物の石彫り彫刻を真似た石壁が並んでおり、 釈尊( お釈迦様 )の生涯と思想がわかりやすく紹介されていました。 そして、 阿弥陀堂には、「 いろはにほへと 」が書いてありました。「 いろはにほへと 」は、 涅槃経の「 雪山偈 」にでてくる歌の解釈を、 すべての仮名文字を1個ずつ用いて表したものです。

   いろはにほへと ちりぬるを 
   わかよたれそ つねならむ
   うゐのおくやま けふこえて
   あさきゆめみし ゑひもせす

   色は匂へど 散りぬるを
   我が世誰そ 常ならむ
   有為の奥山 今日越えて
   浅き夢見じ 酔ひもせず

   諸行無常
   是生滅法
   生滅滅已
   寂滅爲樂

   ものはみな 絶えず変化している
   これが 生滅の法則である
   ( しかし 人は皆これを知らず 今のものに執着して苦しんでいる )
   生滅の法則を 超越して達する
   ( それぞれの心の中での )
   不生不滅の法則の発見は 安心の涅槃の境地である