温度計のしくみ
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2025.03.17


 従来の温度計は熱膨張を利用するものです。
 気体の状態方程式: PV = nRT ( P:圧力 V:体積 n:物質量(mol) R:気体定数 )
 P = (一定) のとき V = (nR/P)×T ( nR/P は定数 )ですから、気体の圧力が一定の条件下では、気体の温度が上がると、気体の体積は温度に比例して増大します。このことは一般に気体の熱膨張と言われます。熱膨張は、液体や個体についても同様のことが言えます。温度計はこの熱膨張を利用しているのです。温度計に用いられる熱膨張物質は主に水銀や油や合金です。

 サーミスター温度計( デジタル温度計 )は、温度によって電気抵抗が変わることを利用したものです。

 赤外放射温度計は、物体から放射される赤外線を計測するものです。物質が放射する赤外線の強さ ( エネルギー量 ) は温度に比例します。