A君とBさんは常に同じ距離を保ちながら向かい合っています。 したがって、
A君からすると、 Bさんは移動も自転もしていません。
Bさんからすると、 A君は移動も自転もしていません。
この状態を、 客観的観察力を持つ 「 読者的観察者 」 が見ると、 次のようになります。

とは、 時刻 t に 角速度

であるということです。

は任意の実数の大きさを持ち、 かつ、 「 右ねじの法則 」 による回転方向を持っています。

の場合、 2人は公転も自転もしていません。
2人を結ぶ線分の中点がA君を中心にして等速円運動をしている場合は、 BさんはA君を中心にして等速円運動をしていることになります。 このとき、 いろんな立場に立って観察することの出来る「 読者的観察者 」 なら、 常にBさんと同じ位置にいてBさんに対して


の角速度で自転している人の立場に立って、 「 A君はBさんを中心にして等速円運動をしている。」 という観察をすることもできます。
星も何もない宇宙空間にA君とBさんだけがいると想像すれば、 それをいろんな視点から自由自在に観察することのできる 「 読者的観察者 」 にきっとあなたもなれるはずです。