純正調の話です。
長調では、 ドレミの振動数比は 1 : 1.125 : 1.25 ですが、
短調では、 ドレミの振動数比は 1 : 1.1111… : 1.25 です。
短調は長調に比べて レ の音が低いのです。
このことを意識して、次の楽譜を純正調で歌ってみてください。 長調は明るい顔をしてレの音を出し、 短調は暗い顔をしてレの音を出してみてください。
へ長調 : ドソソドレミソ

ニ短調 : ドララドレミソ

長調 と 短調で 一つ下の音に比べて振動数が何倍になっているのかを、 次の表に示します。
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長 調 |
短 調 |
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ラ |
×1.1111… |
×1.1111… |
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シ |
×1.125 |
×1.125 |
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ド |
×1.0666… |
×1.0666… |
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レ |
×1.125 |
×1.1111… |
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ミ |
×1.1111… |
×1.125 |
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ファ |
×1.0666… |
×1.0666… |
|
ソ |
×1.125 |
×1.125 |
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ラ |
×1.1111… |
×1.1111… |
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シ |
×1.125 |
×1.125 |
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ド |
×1.0666… |
×1.0666… |
表を見ると、 長調 と 短調 では、 レ と ミ が逆になっていることが分かります。 他の音は、 長調 も 短調 も同じです。
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