自分が自分をどう見るか
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2025.02.13
子供の頃は「 自分が他人からどう見られているか?」ばかり気にしていたような気がする。30 歳を過ぎたころ「 自分が他人からどう見られるのかではなく、自分が他人をどう見るかだ。」と思いついて、アインシュタインの相対性理論が分かったような気がした。
65 歳を過ぎた今「 自分が自分をどう見るか 」が大切だと思うようになった。相対性理論の言うとおり、所詮、他人の世界を見たとしてもそれは絵空事でしかない。仏教の唯識論によれば、自分の世界のことでさえ心が自分勝手に作り出した幻であるという。
ここに自分の顔写真がある。それは、「 自分に対して前後反転かつ左右反転している他人 」から見られた自分の顔である。したがって、自分で自分の顔を見るためには、自分の顔写真を前後反転かつ左右反転させて、元に戻してやる必要がある。
しかし、鏡で自分の顔を見ているときは、自分で自分の顔を見るためには、鏡に映った自分の顔を前後反転のみしなければならない。決して左右反転してはならない。なぜならば、鏡は映し出す物を前後反転のみしていて左右反転や上下反転させていないからだ。
※ 透明なアクリル板に字や絵を書きます。それを両手で持って鏡の前に立ちます。そのときに見えている実際の字や絵 と 鏡に映っている字や絵 とは前後反転のみの関係になっています。