逆立ちゴマ
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2026.01.07


 炭素繊維は鉄と比べて強度が10倍で、重さは4分の1です。炭素繊維でできた針金様の円柱で直径 30 cm くらいの輪を作ります。そして真ん中に重りを串刺しにした炭素繊維の針金様円柱を入れて図のようにします。これを回転させずに水平な床の上に置き、倒れないようにわずかに隙間を開けて前後からガラス板で挟んだ場合、A 〜 D のどんな置き方をしても輪は転がって最終的には E の状態になって静止します。それは転倒するからです。転倒とは 「 支点の高さ − 重心の高さ 」が可能な限りの最大値に向かおうとする現象です。

A   B

C   D

E

 ガラス板を外してから、立てた10円玉を指で弾いて回転させるように、このわっかを輪と床の接点を通る鉛直な直線を軸に高速回転させると、B 〜 E のどんな置き方をしても輪は A の状態になって回転するようになります。高速回転する物質は転倒と真逆の現象を起こすのです。この原理を使ったのが逆立ちゴマです。また、ゆで卵を横にして高速回転させるとゆで卵が立って回るようになるのも、この原理に因ります。


 この原理の仕組みについて、Yahoo!JAPAN の AIアシスタント は次のように回答しました。

 逆立ちゴマは、回転することで重心が上がり、最終的に軸を下にして安定する不思議なコマです。この現象は、床面との摩擦によって回転エネルギーの一部が位置エネルギーに変換され、重心が最も高い状態で安定しようとする性質によるものです。

逆立ちゴマの仕組み
逆立ちゴマの運動の段階
逆立ちゴマが機能する条件
自作で原理を学ぶ
注意点

 でも、これは原理の本質の説明にはなっていないと思います。
そこで、私なりに考えてみました。