和製ポップスの先駆者
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2019.11.18


  服部良一 は昭和14年に「 一杯のコーヒーから 」を作曲します。 日中戦争に突入していた当時にしては大変お茶目な曲で、 それは20年後の 中村八大 や 宮川泰 の曲へと繋がります。 また、 彼は戦後まもない昭和22年に「 胸の振り子 」を作曲します。 それは25年後の荒井由美の登場を予感させます。

  胸の振り子 の音階は次のようになっています。
    ソミレドレ ソラドミシシ ラ ラ()ラソミレド ドミソ ミレド ドレ ド

  この曲の中には、 メジャーセブン( ドミソシ )や マイナーセブン( ドミソ )の和音が登場してきます。 メジャーセブン よりも マイナーセブン の方が自然に聞こえるのは、 マイナーセブン が 短調の T の和音 と 長調の T の和音 を組み合わせたものだからでしょうか。

    ラ ド ミ ソ ラ   ( 二四六抜き短調 )
    ド ミ ソ ラ ド   ( 二四七抜き長調 )
    ド ミ ソ シ ド   ( 二四六抜き長調 )