正規分布の偏差値
統計学 へ戻る
大学生のための数学 へ戻る
2019.08.01____
【 問 題 】
男子学生の身長は、 平均値 170cm 標準偏差 7cm の正規分布に従います。
男子学生Aの身長の偏差値は 71.4 でした。
有意水準5%で、 男子学生Aの身長は高いと断言できるでしょうか?
【 解 答 】
偏差値 = 10 × 偏差 ÷ 標準偏差 + 50 です。
偏差 = 確率変数 − 平均値
したがって、 偏差 ÷ 標準偏差 = ( 偏差値 − 50 ) ÷ 10 です。
Z = 偏差 ÷ 標準偏差 と置くと、 Z( 偏差比 )は標準正規分布に従う確率変数になります。
標準正規分布では、 確率変数Zが 1.96 よりも大きければ、 確率変数Zは 高値群 2.5 % 以内 に含まれます。
というわけで、 男子学生Aについて計算してみると、 次のようになります。
Z = ( 71.4 − 50 ) ÷ 10 =→ 2.14
2.14 > 1.96 ですので、 有意水準 5%( 危険率 5% )で、 男子学生Aの身長は高いと断言できます。
【 解 説 】
( 偏差値 − 50 ) ÷ 10 > 1.96 より、 偏差値 > 69.6 ですので、
偏差値が 69.6 よりも大きければ、 値群 2.5 % 以内 に含まれますし、
偏差値が 30.4 よりも小さければ、 低値群 2.5 % 以内 に含まれます。