海岸に打ち寄せる海の波は、 海上の風のエネルギーによって作られます。 波は海岸に近づくにつれ、次第に波長が短くなります。 その理由は次の2つです。
波のエネルギーや振動数は不変である。
海が浅くなるほど、 波の伝達の速さは遅くなる。波の基本公式 :



より、 海岸に近づくにつれて海は浅くなっていますので、 次第に波の波長は短くなるのです。ホイヘンスの原理 より導かれる波の屈折率は、次の式で表されます。

この式 と 波の基本公式 より、 波は伝わる媒体が変化しても振動数は不変であるということがわかります。
光は空気中に比べて水中では遅く伝わります。( 光を伝える媒体はありません。) その理由は、空中を振動数 ω で伝わってきた光が、水の中に入ると、振動数 ω は変化せずに波長が短くなるため、 光の速さ = 波長 × 振動数 が小さくなるからです。水中で見られる光の色は、水中に入る前の空中で見られる光の色と同じです。ということは、光の色は、光の波長で決まるのではなく、光の振動数で決まるということです。
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