あるサイコロを繰り返して振ったとき、1回目も2回目も1の目が出ました。どうもこのサイコロは1の目が出やすそうです。そこで問題です。信頼度95%(危険率5%)で、このサイコロは1の目が出やすいサイコロであると断言できるためには、最初から何回続けて1の目が出る必要があると思いますか?
精巧なサイコロでは2回続けて1の目が出る確率は (1/6)
2 ≒→ 2.78 % です。最初から2回続けて1の目が出るというのは、5%未満の確率でしか起こらない比較的稀なことが起こっているわけですから、最初から2回続けて1の目が出れば、信頼度95%(危険率5%)で、このサイコロは1の目が出やすいサイコロであると断言することができることになります。
しかし、ここでその断言をはばむもう一つの要因が顔を出します。それはサンプルサイズです。たった2回の実験だけで決めつけられてはたまったものではありませんね。標本数が少ない場合は、「ある信頼度において、この品物は規格外である。」ということを断言することができるための敷居が高くなるのです。逆に言うと、サンプル数が多くなればなるほど、規格外だと思われるケースの割合が変化しなくても、そう断言しやすくなるということです。これについては、
統計学 > カイ2乗検定 の(3)練習問題 をご覧ください。