地球の局所地面の自転について
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2025.08.07


 地球の局所地面は、地軸の北極点と南極点を除き、どこでも1日あたり1公転しています。公転軸は地軸になります。また、地球の局所地面は、どこでも1日あたり1自転しています。自転軸は局所地面の中央を貫く地軸に平行な直線です。地軸の北極点と南極点にある局所地面は、鉛直な軸を中心として1日1自転しています。赤道上の局所地面は、南北方向の水平な軸を中心として1日1自転しています。

 自転は、局所地面の中央を貫く 鉛直軸回りの自転( 2次元的自転 )と 局所地面の中央を貫く 水平軸回りの自転( 3次元的自転 )とに分解することができます。北緯30度にある局所地面は、鉛直な軸を中心として1日 1/2 回2次元的自転をしていて、かつ、南北方向の水平な軸を中心として1日 root(3)/2 回3次元的自転をしています。(1/2)2+{root(3)/2}2 = 1 です。

 以上の事実は、北極点の上空から観察している人、赤道上の上空から観察している人、北緯30度の地面の上空から観察している人、全てに当てはまります。

 以上の事実が判明したのは、フーコーの振り子実験のおかげです。フーコーの振り子は、局所地面の自転と同様な2方向への自転分解を受けますが、鉛直軸方向の自転( 2次元的自転 )のみが消失します。