「 標本の数値の合計 と 標本数 が決まっている場合には、各々の標本の数値が公表されていったときに、残りの標本の数値が公表されなくとも明白になってきますが、その残りの標本の数を標本数から引いた数を、統計学では自由度という。」と考えておけば、自由度のイメージが湧くかと思います。ただし、これは自由度の定義ではありませんのであしからず。
したがって、一般的には、自由度といえば標本数から1を引いた数ということになります。しかし、
x2 検定の場合はそうではありません。たとえば、
x2 検定の対象となる標本数の内訳を表す分類表の実質枠数が 3(縦)×4(横) の場合、自由度は (3−1) × (4−1) =→ 6 となります。
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A |
B |
C |
D |
計 |
| 甲 |
〇 |
〇 |
〇 |
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G1 |
| 乙 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
G2 |
| 柄 |
|
|
|
|
G3 |
| 計 |
H1 |
H2 |
H3 |
H4 |
T |
※ アルファベットで書かれたところは既に数値が決定しているものとします。
〇 は数値が公表されたところですが、残りの数値は必然的に分かります。
次のような場合でも、残りの数値は必然的に分かります。
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A |
B |
C |
D |
計 |
| 甲 |
〇 |
〇 |
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G1 |
| 乙 |
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〇 |
〇 |
G2 |
| 柄 |
〇 |
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〇 |
G3 |
| 計 |
H1 |
H2 |
H3 |
H4 |
T |
そうすると、次の×の値が必然的に決まり、すると・・・ となって全ての枠が埋まります。
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A |
B |
C |
D |
計 |
| 甲 |
〇 |
〇 |
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× |
G1 |
| 乙 |
× |
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〇 |
〇 |
G2 |
| 柄 |
〇 |
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〇 |
G3 |
| 計 |
H1 |
H2 |
H3 |
H4 |
T |