海面の面積は 3.6 億 km
2 で、海面は地表の7割を占めます。
平均的な海の深さは 3.75 km 、最も深いところで 10.9 km です。
海水の総量は約 13.5 億 km
3 です。
20℃の海水の温度が21℃になると、海水の体積は 1.00025 倍 になります。

海洋水を、底辺の直径と高さの比が

の円錐をひっくり返した容器に入った海水であると見立てます。その容器では平均水深の3倍が最も深い部分になります。物体を拡大するとき、長さを 1.000083 倍にすると、体積はその3乗の 1.00025倍 になるので、このモデルで、海水の体積が 1.00025 倍 になったときに水面がどれほど上昇するかというと、次のようになります。
3.75 km × 3 × 1.000083 − 3.75 km × 3 ≒→ 0.000937 km =→ 0.937 m
参考:
大学生のための数学 > 解析学 > 円錐皿の中の水の平均水深位置
つまり、海水の温度が20℃から21℃へと1℃上昇すると海面は 0.937 m 上昇することになります。しかし、海水温が気温の変化を受けやすいのは水深 700 m くらいまでの海洋表層で、それよりも深いところはあまり海水温は変化しないそうです。それは、気温の上昇による海水温の上昇は、海水を下から温めるのではないからでしょう。したがって、平均気温が1℃上昇すると平均海水温が1℃上昇して海面が 0.937 m 上昇するということではありません。
地球温暖化による海面上昇の原因として、海水の熱膨張 と 大陸の氷の融解 の2つがありますが、前者の方が海面上昇への影響力が強いそうです。