その振動数が等比数列をなしている ド から シ の12の音たちのうちから、 数個の音を選び出し、 その中から主音を1つを決め、 それを最も振動数の小さい音として振動数の小さい順に音を並べ、 最後に最初に並べた主音の1オクターブ上の音を置きます。 すると、 音階( スケール )ができます。 たとえば、 シャープ や フラット のついていない7つの音をピックアップして、 ラの音を主音にすると、 西洋音楽の短音階になります。
(1) 古来日本 と 近代日本 の 庶民的音階
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古来日本の庶民的音階といえば 陽旋法 と 陰旋法 であり、 近代日本の庶民的音階といえば ヨナ抜き長音階 と ヨナ抜き短音階 です。 ヨナ抜きとは、 4 と 7 を抜いているという意味、 つまり、 西洋音階の 4番目の音 と 7番目の音 が欠落しているという意味です。 陽旋法 や 陰旋法 は 上がるとき と 下るときと 若干違いがあります。
ど れ み そ ら ど || ど ら そ み れ ど ( ヨナ抜き長音階 )
れ み そ ら ど れ || れ し ら そ み れ ( 陽旋法 )
ら し ど み ふぁ ら || ら ふぁ み ど し ら ( ヨナ抜き短音階 )
み ふぁ ら し れ み || み ど し ら ふぁ み ( 陰旋法 )
ど れ み そ ら ど || ど ら そ み れ ど ( ヨナ抜き長音階 )
ら し ど み ふぁ ら || ら ふぁ み ど し ら ( ヨナ抜き短音階 )
れ み そ ら ど れ || れ し ら そ み れ ( 陽旋法 )
み ふぁ ら し れ み || み ど し ら ふぁ み ( 陰旋法 )
ヨナ抜き長音階 と 陽旋法 は、 主音が異なりますが、 よく似ています。
ヨナ抜き短音階 と 陰旋法 は、 主音が異なりますが、 よく似ています。
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