長さの単位を 目 とし、目 = C m( C = 299,792,458 で光速を表す数 )とすると、光速は 1目/秒 になります。今回は、この単位を用いて、私たちが常に自分の座標系を乗り換えながら、過去の自分の座標系たちが今の自分の座標系の中で移動しているのを観察している( 実際に見えるわけではありませんが )ことを説明します。

まず、上の図を見てください。今の自分の座標系です。自分は原点Оに存在します。点Dは観察対象物質Sが存在する時空点です。また、原点Оには、1秒前に物質Sが放った光子が存在します。ОD = ОA = 2×ОB になっています。点Aには、1秒前の自分が存在します。1秒前の自分は固有の座標系を持っていて、それは無限の広さなのですが、今の自分にとってはそれは点Aの大きさと同じ無限小です。また、点Bは、0.5秒前の自分が存在する時空点です。
次に、1秒前の自分の座標系を示します。

点Dは物質Sが存在する時空点であり、かつ、今の自分にとって1秒前に物質Sが放った光子が存在する時空点です。
次に、0.5秒前の自分の座標系を示します。

点Aには、0.5秒前の自分にとって0.5秒前の自分が存在します。点Dは物質Sが存在する時空点です。点Eは今の自分にとって1秒前に物質Sが放った光子が存在する時空点です。
イメージしてください。今の自分の座標系の上にどんどんと過去の自分の座標系を重ねていって、上から見たアニメーションを。物資Sは点Dにおり続けます。そして、光子は原点Оから点Dに向かって移動します。また、過去の自分が連なって時間軸を正方向に移動します。
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