分や秒は角度を表すこともある
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2019.08.05_____
あるプロ野球選手の今年の通算打席は、 3割2分5厘です。
打率は確率を表すものです。 確率は 0 以上 1 以下 の実数で表されます。
割,分,厘 の意味は次のようになっています。
割 = × 1 / 10
分 = × 1 / 100 = %
厘 = × 1 / 1000
したがって、
3割2分5厘 = 0.325
3割2分5厘 = 3.25 割 = 32.5 分 = 325 厘
時間の単位は次のようになっています。
1 時 = 1 / 24 日
1 分 = 1 / 60 時
1 秒 = 1 / 60 分
( 1 時 = 60 分 = 602 秒 )
角度の単位としてたまに 分 や 秒 が使われます。
角度の単位は次のように定義されています。
1 度 = 1 / 360 周
1 分 = 1 / 60 度
1 秒 = 1 / 3600 度
( 1 度 = 60 分 = 602 秒 )
例えば、 40.1875 度は 40°11′15″ と表されます。
その理由を考えましょう。
0.1875 度 =→ 0.1875 × 60 分 =→ 11.25 分
0.25 分 =→ 0.25 × 60 秒 =→ 15 秒
私は、 角度の単位に時間の単位を用いるなら、
次のようにしたほうがいいのではないかと考えます。
太陽の地球に対する相対的公転からすると、 次の式が成り立つ。
8640024 秒 = 1440 分 = 24 時 = 1 日 = 360 度 = 2π ラジアン
したがって、
1 時 = 15 度
1 分 = 1 / 4 度
1 秒 = 1 / 240 度
( 1 時 = 60 分 = 602 秒 )
なぜなら、 たとえば、 東経 142 度 の地点が 東経 0 度のイギリスよりもどの程度の時間差で先を行っているのかがわかりやすいからです。
142 度 =→ 142 × 1 / 15 時 =→ 9 時 + 7 / 15 × 60 分 =→ 9 時 + 28 分
142 度 =→ 142 × 4 分 =→ 568 分 =→ 9 × 60分 + 28 分 =→ 9 時 + 28 分
星座図では、 実際に私の提唱する角度としての 時分秒 が使われています。 それは、 天球の赤経で、 春分点を基準にして西から東に向かって何度回転した位置に星があるのかを表しています。