万物は4次元時空間を共通のスピードで移動しています。 空間移動スピードの速い物質の相対時間移動スピードは遅くなっていて、 すべての物質は、 4次元時空間を普遍的スピードで移動し続けています。 時の経過のスピードもこれと同じです。
資本も時空間を移動しています。 資本が移動する空間とは、 地理的空間
生産部門空間 で、 資本の時空間移動スピードは普遍ではありません。 資本とは、 生産のために交換されたり、 生産によって形態を変えたり、 そうしながら自己増殖する富の集まりです。価格とは、 商品の交換価値を貨幣の量( 円 )で表したものです。 商品は、 その商品の持つ価格と同じ貨幣の量と交換されます。 価格は時間とともに変動します。 なぜなら、 その折々によって需要と供給のバランスが異なるからです。 顕著なのが、 野菜の価格です。 価格は需要供給均等下の値を中心に変動しているはずです。 そこで、 需要供給均等下の価格を「 価格のコア 」と名づけることにします。 では、「 価格のコア 」はどうやって決まってくるのでしょうか。 それは、 より高い利潤率を追求する資本の移動によって決まってきます。
では、 そのことを具体的に見ていくことにしましょう。
同一商品の需要供給均等下での価格を「 時間的平均価格 」と名づけることにします。 ただし、 まだ、 これが「 価格のコア 」ではありません。 すると、 利潤は次の式で与えられます。

今、 商品A、 B、 C の生産販売の社会的平均が次の表のようであったとしましょう。
|
商品 |
年間投下資本金 |
生産販売個数 |
時間的平均価格 |
年間利潤 |
利潤率 |
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A |
30億円 |
750万個 |
640円 |
18億円 |
60 % |
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B |
90億円 |
40万個 |
29250円 |
27億円 |
30 % |
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C |
108億円 |
2000個 |
648万円 |
21. 6億円 |
20 % |

すると、 時間的平均価格は次のように変化します。



このように変化した時間的平均価格のことを「 時空間的平均価格 」と名づけることにします。 これが「 価格のコア 」なのです。 これは、 一般には「 生産価格 」と言われており、 これに需要供給関係が上乗せされた現実的な価格は「 市場価格 」と言われています。
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