他人が携帯する光時計
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2019.08.12


  A君の座標系( 慣性系 )の時間( 時刻と時刻との間隔 )を計測するには、 A君が携帯している( 自分に対して静止している )光時計を用いなければなりません。 そのことはA君はよく解っていて、 いつもそうしています。

  A君に対して等速直線運動しているB君が携帯している光時計を見て、 「 B君の時は、 私の時よりもゆっくりと経過している。」 と言っても、 それは、 A君の座標系( 慣性系 )の中から見たもの、 つまり、 B君の座標系( 慣性系 )の外から見たものなので、 事実ではありません。 A君は、 A君に対して等速直線運動しているB君の座標系( 慣性系 )の中に決して入ることは出来ないのです。

  運動は相対的なものですから、 上記の文章の A君 と B君 とを入れ替えても同じです。
  2人は衝突することがあります。 その瞬間だけは、 2人とも同じ速度で移動しているので、 2人の座標系( 慣性系 )は共通のものになっています。