10万人のデーターがあります。 1 か月間の間隔をあけて2回収縮期血圧を測り、 2回目が 1 回目に比べてどれだけ高かったかというデーターです。 その平均値は 0 で、 その分布は正規分布をしています。 その中に、 ある降圧薬を 1 回目の血圧測定の後から開始して継続した人たちがあり、 その中から無作為に6人を抽出し、 そのデーターを以下に掲載します。
降圧薬の効果 :
| 治療前収縮期血圧 | 治療中収縮期血圧 | 降圧値 | |
| A さん | 147 | 139 | 8 |
| B さん | 128 | 113 | 15 |
| C さん | 140 | 135 | 5 |
| D さん | 154 | 156 | −2 |
| E さん | 138 | 126 | 12 |
| F さん | 136 | 132 | 4 |
降圧値の平均値: 7
不偏標準偏差 :
自由度 : 5
帰無仮説 : この降圧薬は血圧になんら影響を与えない。
t 分布表より、 自由度5のとき、 危険率 5% で 2.571
2.83 > 2.571 なので、 帰無仮説は棄却される。
したがって、 この降圧薬は効果があると言える。
追伸 :
母集団が正規分布に従っていないときは、 ノンパラメトリックの Wilcoxon分析 : 順位和による分析 を用いなければなりません。
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