対応ある2標本の平均値の検定
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2016.09.02


  10万人のデーターがあります。 1 か月間の間隔をあけて2回収縮期血圧を測り、 2回目が 1 回目に比べてどれだけ高かったかというデーターです。 その平均値は 0 で、 その分布は正規分布をしています。 その中に、 ある降圧薬を 1 回目の血圧測定の後から開始して継続した人たちがあり、 その中から無作為に6人を抽出し、 そのデーターを以下に掲載します。

降圧薬の効果 :

 降圧値の平均値: 7

 不偏標準偏差 :
          
 自由度 : 5

 帰無仮説 : この降圧薬は血圧になんら影響を与えない。

 

 t 分布表より、 自由度5のとき、 危険率 5% 2.571
 2.832.571 なので、 帰無仮説は棄却される。
 したがって、 この降圧薬は効果があると言える。

追伸 :
  母集団が正規分布に従っていないときは、 ノンパラメトリックの Wilcoxon分析 : 順位和による分析 を用いなければなりません。