ヘリコプター
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2012.02.25


  10年前に大学病院の救急医療部の働きかけにより、 私たちの街にも河川敷にヘリポートが作られましたが、 これまでめったに使われたことはありません。 ヘリコプターで時速200kmで飛べば、 13分間で大学病院に到着します。 また、 ここから最寄りの原子力発電所まで車で40分間かかりますが、 直線距離にするとたった20kmしかありませんので、 ヘリコプターを使えば、 6分間で到着します。

  ヘリコプターが浮き上がったり前に進んだりするのは、 メインローターによります。 ローターとは回転翼のことです。 その構造は飛行機の翼と同じです。 つまり、 翼の断面図は類似しており、 揚力により反り返るような柔軟性を持っています。 メインローターの翼の数は2〜6枚の複数です。 前に進みたかったら、 機体全体を前傾させてメインローターの回転平面を前に傾け、 スピードを落としたかったら、 機体を後ろに傾けます。 飛行機は自分が前に進むことによって翼に揚力を受けますが、 ヘリコプターは翼を回転させることで翼に揚力を得ています。 揚力は、 翼が空気を下に落とそうとする力の反作用ですので、 ヘリコプターが浮いているときには、 地上に向けて上からの風が発生しています。 メインローターを反時計回りに回転させますと、 機体は上昇します。 その場合、 機体の運動方向は、 メインローターの角速度ベクトルの向きに一致します。 角速度ベクトルの向きは、 右ネジの法則により、 回転方向と垂直になります。


【 問 題 】 【 解 答 】