【 問 題 】
小生よりも1回り若い S先生 とT先生 は、 妻子を都会に残して単身赴任され、 昼夜を問わずこの田舎の地方病院の患者さんたちの診療に当たっておられます。 もちろん都会出身の先生方です。 私が自宅でこの文章を書いている時間になっても、 先生方はまだ病院に残っていらっしゃると思います。 お二人とも小学生2人のお父さんですが、 休日もほとんど家には帰っておられないようです。 仕事よりも自分や家族の生活の方が大事であると考える田舎者の小生には、 とうてい真似のできることではありません。
さて、 S先生の第1子は男の子であり、 また、 T先生にはご長男さんがいらっしゃるそうです。 S先生の2番目のお子さんが女の子である確率は 50% ですが、 T先生のもう一人のお子さんが女の子である確率は 50% ではありません。 ではいくらなのでしょうか?
【 解 答 】
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第2子が男の子
第2子が女の子
第1子が男の子
25%
25%
第1子が女の子
25%
25%
今ハッキリしていることは、 T先生のお子さんが2人とも女の子ではないということですから、 可能性があるのは残りの3ケースです。 そして、 それらが起こる確率は、 私がT先生にはご長男さんがいらっしゃるということを伺う前からすべて 25% と等しくなっていますし、 私がT先生にはご長男さんがいらっしゃるということを伺ったからといって変化するわけでもありません。 したがって、 T先生のもう一人のお子さんが女の子である確率は 3分の2 ということになります。
この問題は、 確率ベン図を用いても答えを求めることができます。
まず、 集合Aを第1子が男の子であるお父さんの集合とし、 集合Bを第2子が男の子であるお父さんの集合として、 確率ベン図を描きます。

上の図の ( 集合A または 集合B ) の補集合の部分を黒く塗りつぶして、 集合A または 集合B を全体集合とみなします。 すると、 その中で ( 集合A かつ 集合B ) の補集合が占める割合が 3分の2 ということになります。
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