酵素とは生体内触媒である。 触媒とは化学反応促進物質である。 酵素は蛋白質である。
酵素は特定の反応だけを触媒する。 これを酵素の基質特異性という。
(1) 分類その1 ( 機能別分類 )
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1 ) 消化・同化作用・異化作用・エネルギー代謝に関与する酵素
プロテアーゼ( タンパク質分解酵素 )ペプシン トリプシン など
糖質分解酵素アミラーゼ など
脂質分解酵素リパーゼ など
酸化酵素 ( オキシゲナーゼ )チトクロームP450 カタラーゼ など
エネルギー代謝に関する酵素ATP合成酵素 など
その他2 ) 遺伝に関与する酵素
DNAポリメラーゼ RNAポリメラーゼ など
3 ) 細胞内のシグナル伝達・分子修飾に関与する酵素
リン酸化酵素 ( キナーゼ ) 脱リン酸化酵素( フォスファターゼ )
DNAメチラーゼ など
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1 ) 酸化還元酵素 ( オキシドレダクターゼ )
デヒドロゲナーゼ群( LDH(乳酸脱水素酵素)など ) チトクローム群
オキシターゼ群 オキシゲナーゼ群 カタラーゼ など
2 ) 転移酵素 ( トランスフェラーゼ )
トランスアミナーゼ ( ALT AST など )
トランスペプチターゼ ( γ-GTP など )
キナーゼ群( CPK など ) アシル転移酵素 など
3 ) 加水分解酵素 ( ヒドドラーゼ )
アミラーゼ リパーゼ プロテアーゼ リゾチーム
ヌクレアーゼ群 ホスファターゼ群( ALP など ) など
4 ) 脱離酵素 ( リアーゼ )
炭酸ヒドラターゼ ピルビン酸デカルボキシラーゼ など
5 ) 異性化酵素 ( イソメラーゼ )
ラセマーゼ群 ホスホグリセリン酸ホスホムターゼ など
6 ) 合成酵素 ( リガーゼ )
DNAリガーゼ カルボキシラーゼ群 など
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1 ) 外分泌酵素
アミラーゼ リパーゼ プロテアーゼなどの 消化酵素 など
2 ) 可溶型酵素 ( 細胞質内酵素 )
トランスアミナーゼ ( ALT AST など )
トランスペプチターゼ ( γ-GTP など )
ホスファターゼ群 ( ALP など )
デヒドロゲナーゼ群 ( LDH など )
キナーゼ群 ( CPK など ) など
3 ) 膜型結合型酵素
ATPアーゼ ATP合成酵素 など
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