静止摩擦係数
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2025.07.19
(1) 運動摩擦力
水平な床の上で静止している物質を動かすには、
最大静止摩擦力
以上の外力を水平方向に作用させる必要があります。 床と運動している物質の間には
運動摩擦力
が働きます。 運動摩擦力は最大静止摩擦力よりも
、 運動摩擦力は物質の
には無関係で
に比例します。
ア に入る文字は?: 1. 大きく 2. 小さく ⇒
イ に入る文字は?: 1. 質量 2. 速さ ⇒
ウ に入る文字は?: 1. 質量 2. 速さ ⇒
(2) 静止摩擦係数
水平なテーブルの上に上から見ると広い正方形をした薄い直方体の板を置き、 その上に立方体の木片を載せます。 板を徐々に傾けていくと、
ラジアンの角度のとき木片が滑り落ち始めました。 この板と木片とで形成される静止摩擦係数(
)はいくらでしょうか?
次のようにします :
立方体の質量 :
最大静止摩擦力 ( 最大摩擦力 ):
板が木片に及ぼす垂直抗力:
すると、
(3) 最大摩擦力
水平な床の上に 質量
m
kg、 体積
V
m
3
の立方体をした物質が置かれています。この物質と床との間の静止摩擦係数を
μ
とします。また、重力加速度を
g
m/s
2
とします。
最大摩擦力の大きささ(
F
N )は、次の式で与えられます。
F
=
μ
m
g
最大摩擦力の大きささは、接触面積(
V
2/3
)には全く関係ありません。