人間は柔軟性のある若いうちに鍛えることが大切だという意味の諺は「 鉄は熱いうちに打て 」です。「 鉄の熱いうち 」とは、 いったいどれくらいの温度のことをいうのでしょうか? それは、 およそ1100度以上です。 それ以下になると完全に固まってしまうからです。 このように自然現象においては、 解釈の幅はさほど広くはありません。
さて、「 近いうちに 」がいよいよ現実となり、 日本は衆議院選に突入しました。 今回の比例代表区は12の政党で議席が争われます。 比例代表区による各政党獲得議席数は、 次のようなルールによって決められます。
たとえば、 10議席を4つの政党で争った場合、 投票結果が次のようであったとします。

各党の比例代表区当選者数を求めるために、 次のような表を作ります。
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A党 |
B党 |
C党 |
D党 |
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1分の1 |
1440 |
960 |
840 |
300 |
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2分の1 |
720 |
480 |
420 |
150 |
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3分の1 |
480 |
320 |
280 |
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4分の1 |
360 |
240 |
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5分の1 |
288 |
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6分の1 |
240 |
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上の表の中の数のうち、 大きい順に10番目までが採用されます。 300 が10番目に大きい数ですので、 A党は4人、 B党は3人、 C党は2人、 D党は1人 の当選者数になります。 このルールは「 ドント方式 」と言われます。
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