【 問 題 】
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次のようなデーターがあります。国語と算数の共分散を求めなさい。
| 国語 | 算数 | 平均点 | |
| Aさん | 50 点 | 44 点 | 47 点 |
| Bさん | 60 点 | 72 点 | 66 点 |
| Cさん | 70 点 | 92 点 | 81 点 |
| Dさん | 80 点 | 62 点 | 71 点 |
| Eさん | 90 点 | 100 点 | 95 点 |
| 平均点 | 70 点 | 74 点 | 72 点 |
| 国語の偏差 | 算数の偏差 | 偏差の積 | |
| Aさん | −20 点 | −30 点 | 600 |
| Bさん | −10 点 | −2 点 | 20 |
| Cさん | 0 点 | 18 点 | 0 |
| Dさん | 10 点 | −12 点 | −120 |
| Eさん | 20 点 | 26 点 | 520 |
| 縦の平均 | 0 点 | 0 点 | 204 |
したがって、共分散は 204 です。
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共分散が正の数のときは正の相関がある可能性があり、共分散が負の数のときは負の相関がある可能性があります。共分散は 相関係数 の要素です。
Aさん基底ベクトル、Bさん基底ベクトル、Cさん基底ベクトル、Dさん基底ベクトル、Eさん基底ベクトル からなる5次元直交座標系をイメージしてください。
共分散は、5次元直交国語偏差ベクトル と 5次元直交算数偏差ベクトル との内積です。国語の標準偏差( 分散の正の平方根 )14.14 は、5次元直交国語偏差ベクトルの大きさで、算数の標準偏差( 分散の正の平方根 )20.24 は、5次元直交算数偏差ベクトルの大きさです。
ちなみに、国語と算数の相関係数は、204 ÷ ( 14.14 × 20.24 ) ≒→ 0.7128 であり、 0.7 以上なので正の相関関係があると言い切れます。
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