曲面の表現方法 :

以上の3つはどれも曲面上の点を表していますが、
と
がいろんな実数の値をとったときの点の集合が曲面になりますので、 これ自体が曲面を表しているとも言えます。 位置ベクトルを用いる
の方法が最もアカデミックです。 位置ベクトルの起点は原点にあり終点は曲面上の点にあるように図示されることが多いようですが、 位置ベクトルの起点は曲面上の点にあると私は考えています。さて、回転しているコマの面が床と平行になっているのか、 どれくらい傾いているのかは、
から軸と床のなす角度を引けば解ります。 その結果を
としましょう。 もし、
が
ならばコマの面は床と平行です。 今度は、 コマの面より上に顔を出している部分の軸を、 上側を向いた大きさが
の単位べクトルであるとします。 つまり、 コマの面にとっての単位法ベクトルですね。 すると、 そのZ軸成分は
になります。 たとえば、 Z軸成分が
のときは
の値は
です。
が
ということはコマの面は床と平行であるということです。さあ、 ここからが本番です。 XY平面上の面積
の微小部分に投影される曲面の接平面の面積を
とします。 接平面とXY平面がなす角を
とすると、
と
の関係は次のようになります。
そして、
は単位法ベクトルのZ成分に等しいですので、 次のようになります。
をXY平面上の
の総和の部分に相当する分の総和を取れば、 その範囲でのXY平面の真上にある部分の曲面の面積になりますので、 曲面の面積は次の式で表されます。
曲面上の微小部分の面積:











____例題 : 半径
の球の表面積を求めなさい。( 答 え )
中心が原点で半径
の球の方程式 : 
これは次のように書くことができます。

より、 XY平面よりも上にある半球の方程式は、 次のようになります。
の両辺を
で偏微分すると、
の両辺を
で偏微分すると、
XY平面よりも上にある半球の表面積は、 次のようになります。


ここで、
と置くと、




したがって、 球の表面積はその2倍の
になります。
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