球の体積・表面積
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2020.03.13
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【 問 題 1 】
半径 r の半球の体積 と 底面の半径と高さが共に r の円錐の体積の和は、底面の半径と高さが共に r の円柱に等しいことを示せ。
【 解 答 】
半径 r の半球の体積は、 半球の底面から
x
離れた断面( 円 ) の面積を 0 <
x
< r の範囲で積分したものになる。
半径 r の半球の底面から
x
離れた断面( 円 ) の半径は
である。
したがって、半径 r の半球の体積は次のようになる。
底面の半径と高さが共に r の円錐の体積は、円錐の底面から
χ
離れた断面( 円 ) の面積を 0 <
x
< r の範囲で積分したものになる。
半径 r の半球の底面から
x
離れた断面( 円 ) の半径は
である。
したがって、底面の半径と高さが共に r の円錐の体積は次のようになる。
底面の半径と高さが共に r の円柱の体積は、円柱の底面から
x
離れた断面( 円 ) の面積を 0 <
x
< r の範囲で積分したものになる。
半径 r の半球の底面から
x
離れた断面( 円 ) の半径は
である。
したがって、 底面の半径と高さが共に r の円柱の体積は次のようになる。
さて、次の式が成り立つ。
したがって、 半径 r の半球の体積 と 底面の半径と高さが共に r の円錐の体積の和は、底面の半径と高さが共に r の円柱に等しい。
【 問 題 2 】
半径 r の球の表面積は、半径 r の球の体積を r で微分したものに等しいことを示せ。
【 解 答 】
極座標表示で考える。
半径 r の半球の中心から r sin
θ
離れた断面 ( 円 ) の半径は r cos
θ
である。
半径 r の球の表面積の半分は、 半径 r の半球の中心から r sin
θ
離れた断面 ( 円 ) の円周の長さを
の範囲で積分したものになる。 ( r
θ
は弧長を表す )
したがって、 半径 r の球の表面積は次のようになる。
さて、半径 r の球の体積は
である。
を r で微分すると
になる。
したがって、 半径 r の球の表面積は、 半径 r の球の体積を r で微分したものに等しい。