遷延行列とは連立漸化式である
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2020.07.08
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【 問 題 】
Aの容器には 16 % の濃度の食塩水が 400 g 入っている。
Bの容器には 4 % の濃度の食塩水が 200 g 入っている。
100 g ずつ取り出して入れ替える。
これを n 回 行った直後の、 Aの容器の中の食塩水の濃度を A
n
% ととし、 Bの容器の中の食塩水の濃度を B
n
% とする。
A
n
% と B
n
% をそれぞれ n を用いて表せ。
( 1992年 自治医大 入試 より )
【 解 答 】
λ = 1 のとき、
大きさが 1 の固有ベクトルは
λ = 4 のとき、
大きさが 1 の固有ベクトルは
固有空間では、 演算テンソルQの表現行列は次のように座標変換されている。
固有空間では、
の演算は次のように表される。
固有空間における
の演算を元のベクトル空間に座標変換すると、 次のように表される。
したがって、 答えは次のようになる。
【 別 解 】
α = −1 のとき、
は次のようになる。
のとき、
は次のようになる。
を
に代入して、
と
が答えになる。
参考:
大学生のための数学 > 確率 > 確率漸化式の問題