
黄斑は、 網膜の中心部で、 色覚や視力のもっとも鋭敏な部位です。 注視している視野の中心部分の像が結ぶところです。
真空の暗闇の中で、 点光源から放出され続ける、 波長 450nm( 青色 )& 波長 540nm( 緑色 )& 波長 700nm( 赤色 )の合成された白色光が、四方八方に広がって空間を伝わっています。 そのうち点光源を注視しているヒトの右眼の瞳孔を通過したものは、 右眼の凸レンズによって屈折し、 網膜上の黄班で 1 点に集まります。 こうして点光源の白色光は視神経へエネルギーを伝え、 ヒトは点光源が白色光を放っているのを認識することになります。
点光源と右眼との距離が無限のとき、 右眼のレンズは最も平べったい状態で、 健常者では焦点距離がレンズと網膜との距離に等しい状態になっています。 また、 点光源と右眼との距離が
のとき、 右眼のレンズは最も膨らんだ状態( 最も焦点距離の短い状態 )になっています。 点光源と右眼との距離が
未満のときは、 もう右眼の凸レンズは網膜上の1点に光を集めることができなくなっており、 点光源はボーっとしか見えていません。
は「 明視距離 」の標準値と言われます。 その上、 レンズの屈折率が高いと( 焦点距離が短いと )、「 分散 」が著明になり、 色ずれがおこります。 波長が短いほど屈折率が大きくなるのです。 天体望遠鏡の対物レンズが凹反射鏡にとって変わられたのはこの理由です。
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