重力加速度を g ms−2 ( g ≒ 9.80665 ) とします。地球の半径を d m ( d ≒ 6378137 ) とします。北緯 45度の場所にどんな物質に対しても最大静止摩擦係数が1の水平な床があり、その上に立方体をした物体が置かれています。地球の自転速度を徐々に上げていき、今の 17.05倍にすると、物体に作用する 遠心力 と 重力の遠心力と反対方向の成分 とが釣り合うようになります。すると、物体は真南の方向へ運動を開始します。その理由を考えてみましょう。

釣り合った時の地球の自転の角速度の大きさ: root ( g / d ) ≒ 1.2400 × 10−3
元来の地球の自転の角速度の大きさ: 2π / ( 60×60×24 ) ≒ 7.272 × 10−5
1.2400 × 10−3 ÷ 7.272 × 10−5 ≒ 17.05
等速円運動の加速度: 向心方向に大きさ rω2
最大静止摩擦係数が1のとき、水平方向に垂直抗力以上の力を加えると物体は移動し始める。
sin (45°) = 1 / root ( 2 )
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