2人用対面テーブルに備えられた2つの椅子に、2人のバイオリニストがそれぞれ腰掛け、
今から二重奏が始まろうとしています。
机の上には、1枚の楽譜が置かれています。
それはモーツァルト作曲「2台のヴァイオリンのための二重奏曲<鏡>」K.Anh.C10.16 です。
「せーの」で、楽譜を見ながらのデュエットが始まりました。
Mi−−− Fa−−− Mi Re Do Mi Re Do Si Re ・・・・
So−−− Ra−−− So Fa Mi So Fa Mi Re Fa ・・・・
こちら側から見て も あちら側から見て も、きちんとした楽譜なのです。
そして綺麗にハモっています。
では、モーツァルトの楽譜を次の楽譜に置き換えて、合奏してもらいましょう。

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すばらしいユニゾンです。
Fa−La−Do Mi Re Do La So Fa La Do−Mi−

の180度回転 :

の左右反転(左右鏡像):

の上下反転(上下鏡像):

の180度回転 は

と同じで、

の左右反転 と

の上下反転 とは同じです。
「モーツァルト の ミラーカノン」 は、 正確には 「ミラーカノン」 でなくて 「
πローテーションデュエット」 です。 「鏡反転」 でなくて 「180度回転」 です。 また、 カノンとは輪唱のことですので、この曲をカノンというべきではありません。
音符の ミラーインバージョン や
πローテーション のテクニックは、 音楽の父と言われるバッハによって作られたと言われています。