私なりのバイオリン演奏法の理由
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2024.02.13


1. 自分が持っている3次元座標系( 左から右への x 軸 と 下から上への y 軸 と 後頭部から眉間を貫く z 軸 からなる )において、バイオリンは x z 平面上の z =−x という直線の方向を向き、ボウイングの軌道の x z 平面上への射影は zx という直線の方向を向きます。そのようにすれば、弓を弦と垂直に動かしやすいからです。

2. バイオリンの面は上向きでなくて大げさに言うと水平方向です。そして、左手指は弦を指板に対して垂直な方向に押さえるのではなく、若干斜めに押しつける。だってギターも三味線もそうなっているじゃないですか。そのためには左足体重にする必要があります。

3. ダウンボウは渦きを少しずつ高くしながら行い、アップボウは渦きを少しずつ低くしながら行う。そのようにすれば、弦にかかる弦の圧力が一定になりやすいからです。そのためには、ダウンボウは背筋を伸ばしながら行い、アップボウは猫背にしながら行う必要があります。

4. 演奏するときは、今何調で何の階名の音を弾いているのかを意識する。そのようにすれば、純正調の音程が取りやすいからです。

5. その上で、長調で言うと高くなりがちな ミ と ラ と シ の音と 低くなりがちな ド と レ と フ と ソ の音の微妙な引き分けをするのです。高くなりがちな音は左手の平がバイオリンの縦方向を向くようなイメージにし、低くなりがちな音は左手の平がバイオリンの横方向を向くようなイメージにします。左手の平をバイオリンの横方向を向くようにするためには、脇を閉めて肘を内側に持ってくる必要があります。

6. ビブラートは肘からかけるのが基礎でそれに手首のビブラートが付随してきます。左手の平がバイオリンの横方向を向くようにしてビブラートをかけると、左手首は大げさに言うと時計回りに回転するような動きになります。