(1) 二次電池
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自動車のバッテリーに用いられている鉛蓄電池は二次電池の一種です。 二次電池とは、 充電することによって何回も使用することのできる電池のことです。
鉛蓄電池は、 希硫酸 (
と
が
の割合で溶けている
) の中に、 プラス極となる二酸化鉛の板 と マイナス極となる鉛の板 が浸かっています。 プラス極とマイナス極とを 抵抗を含む導線でつなげると、 放電が起こって回路に電流が流れ、 抵抗が電気エネルギーを他のエネルギーに変換します。 そのときに両極で起こっている化学反応は次のように表されます。
何回か使用した鉛蓄電池のプラス極とマイナス極とを 充電器を含む導線でつなげると、 充電が起こって回路に電流が流れ、 鉛蓄電池は元の状態に戻ります。 そのときに両極で起こっている化学反応は次のように表されます。

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コンデンサーとは、 絶縁体を2つの金属板で挟んだものです。 電池のプラス極とマイナス極とを コンデンサーを含む導線でつなげると、 しばらくの間だけ回路に電流が流れ、 コンデンサーが充電されます。 充電されたコンデンサーの両極を 抵抗を含む導線でつなげると、 放電が起こって回路に電流が流れ、 抵抗が電気エネルギーを他のエネルギーに変換します。 なお、 コンデンサーの役割は、 ACアダプターの中での整流平滑化作用や、 電源回路の中での昇電圧作用や、 電気回路の中での不要信号除去作用です。
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積乱雲は上昇気流が作る雲ですが、 雲の中では氷の粒が成長して大粒となり重力によって下降します。 すると、 上昇してくる小粒の氷に衝突します。 その時、 大粒の氷は上昇する小粒の氷から電子を奪います。 これは、 摩擦による静電気の充電です。 そして大粒の氷は、 雲底に停滞します。 一方電子を奪われた小粒の氷は雲の上層部に停滞します。 積乱雲の 雲底 と 上層部 との電位差(電圧)が大きくなると、 絶縁体である窒素や酸素も、 さすがに自由電子を放出し、 自由電子の群れが上方へ移動することになります。 これが雲中放電(雲中稲妻)です。 これは空中放電の一種です。 もし、 雲の背丈が長くてかつ雲底が大地に近い場合には、 雲底と雲の上層部との電位差 よりも 雲底と大地との電位差 の方が大きくなり、 そこで空中放電が起こると、 電子の群れは雲底から地面へと向かいます、 これが落雷です。
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