為替レート的解釈
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2013.04.05


  特殊相対性理論は、「 自分の慣性系で静止している時計を用いて 自分の慣性系で移動している相手が1自転する時間を計った結果 」と「 相手の慣性系で静止している時計を用いて 相手の慣性系で静止している相手が1自転する時間を計った結果 」とを比較して、「 相手の慣性系は、 自分の慣性系に比較して、 時がゆっくりと経過している。」と結論付けます。 したがって、「 自分と相手の関係 」は「 相手と自分の関係 」でもあり、 対称的・相対的なものですから、 矛盾が存在することになります。

  たとえば、 相手が光の速さの6割で移動している場合、「 自分の慣性系の 」が「 相手の慣性系の 」に等しくなりますが、 このことについて考えてみましょう。 もし、 相手の慣性系においては、 時間の単位が「 秒 」ではなく「 目 」であり、 の関係があるとすると、 この場合、「 自分の慣性系の 」は「 相手の慣性系の 」に等しくて、 その結果、「 自分の慣性系の 」は「 相手の慣性系の 」に等しくなり、 相対性理論が抱えている矛盾が解決されます。 この考え方は、「 自分の慣性系と相手の慣性系では時間の単位が異なり、 それで同一の時間を計ると、 その結果が異なるのは当たり前だ。」というものです。

  この「 2つの慣性系では単位が異なるのだ。」という考え方は、「 為替レート的解釈 」です。 のレートだとします。 すると、 日本市場で125円の価格の商品Kは、 ニューロ市場では100ニューロの価格になります。 円を用いて日本市場で流通している商品Kの価格を計ると、 125円 です。 円を用いてニューロ市場で流通している商品Kの価格を計ると、 125円 です。 ニューロを用いてニューロ市場で流通している商品Kの価格を計ると、 100ニューロ です。「 日本市場での価格 」は「 ニューロ市場での価格 」に等しくて、 その結果、「 日本市場での価格 」は「 ニューロ市場での価格 」に等しくなり、 矛盾が存在しません。

  しかし、 特殊相対性理論は、「 為替レート的解釈 」を否定します。 相手の慣性系の単位は自分の慣性系の単位と同一です。 したがって、 相手の慣性系は、 自分の慣性系に比較して、 時がゆっくりと経過しています。 ということは、 相手は自分よりもゆっくりと老化しているのです。「 自分にとっての自分 」と「 相手にとっての相手 」は同じスピードで老化しているのですが、「 自分にとっての自分 」よりも「 自分にとっての相手 」はゆっくりと老化しているのです。「 あいつ と 私 」は対称的・相対的事象ですから、 矛盾が生じます。