【 問 題 】
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過去75年間の日本シリーズのデーターは次のようになっています。
4勝0敗: 12% 4勝1敗: 24% 4勝2敗: 35% 4勝3敗: 29%
日本シリーズを争った2チームの実力差は平均でどれくらいであると推定されますか?
実力の比率 x:1−x ( ただし、0.50 ≦ x < 1.00 かつ x は小数点以下2桁の数 ) で答えてください。
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実力の比率を a:1−a ( ただし、0.5 ≦ a < 1 ) とすると、
その2チームが戦ったときの勝率の比率も a:1−a になります。
実力が上のチームの日本シリーズの結果の確率:
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4勝0敗: 3C0×a4(1−a)0 =→ a4
4勝1敗: 4C1×a4(1−a)1 =→ 4×a4(1−a)
4勝2敗: 5C2×a4(1−a)2 =→ 10×a4(1−a)2
4勝3敗: 6C3×a4(1−a)3 =→ 20×a4(1−a)3
3勝4敗: 6C3×a3(1−a)4 =→ 20×a3(1−a)4
2勝4敗: 5C2×a2(1−a)4 =→ 10×a2(1−a)4
1勝4敗: 4C1×a1(1−a)4 =→ 4×a(1−a)4
0勝4敗: 3C0×a0(1−a)4 =→ (1−a)4
4勝1敗: 4×a4(1−a) + 4×a(1−a)4 = 0.24
4勝2敗: 10×a4(1−a)2 + 10×a2(1−a)4 = 0.35
4勝3敗: 20×a4(1−a)3 + 20×a3(1−a)4 = 0.29
次の十進BASICのプログラムを作って解を求めてみました。
4勝0敗: 条件式を満たす a は存在しないが、a = 0.5 のとき、最も 0.12 に近い。
4勝1敗: 条件式を満たす a は存在しないが、a = 0.5 のとき、最も 0.24 に近い。
4勝2敗: 条件式を満たす a は存在しないが、a = 0.5 のとき、最も 0.35 に近い。
4勝3敗: 条件式を満たす a は存在しないが、a = 0.58 のとき、最も 0.29 に近い。
( 0.5 + 0.5 + 0.5 + 0.58 )÷ 4 =→ 0.52 ですから、0.52 の周辺が答えになりそうです。
a = 0.50 のとき
4勝0敗になる確率は 0.1250
4勝1敗になる確率は 0.2500
4勝2敗になる確率は 0.3125
4勝3敗になる確率は 0.3125
データーとの差の絶対値 の データーの値 に対する比率は、
4勝0敗の場合は 0.0417
4勝1敗の場合は 0.0417
4勝2敗の場合は 0.1071
4勝3敗の場合は 0.0776
以上の4つの平均は 0.0670
a = 0.51 のとき
4勝0敗になる確率は 0.1253
4勝1敗になる確率は 0.2502
4勝2敗になる確率は 0.3124
4勝3敗になる確率は 0.3121
データーとの差の絶対値 の データーの値 に対する比率は、
4勝0敗の場合は 0.0442
4勝1敗の場合は 0.0425
4勝2敗の場合は 0.1075
4勝3敗の場合は 0.0763
以上の4つの平均は 0.0676
a = 0.52 のとき
4勝0敗になる確率は 0.1262
4勝1敗になる確率は 0.2508
4勝2敗になる確率は 0.3120
4勝3敗になる確率は 0.3110
データーとの差の絶対値 の データーの値 に対する比率は、
4勝0敗の場合は 0.0517
4勝1敗の場合は 0.0450
4勝2敗の場合は 0.1086
4勝3敗の場合は 0.0724
以上の4つの平均は 0.0694
a = 0.53 のとき
4勝0敗になる確率は 0.1277
4勝1敗になる確率は 0.2518
4勝2敗になる確率は 0.3114
4勝3敗になる確率は 0.3091
データーとの差の絶対値 の データーの値 に対する比率は、
4勝0敗の場合は 0.0642
4勝1敗の場合は 0.0491
4勝2敗の場合は 0.1104
4勝3敗の場合は 0.0660
以上の4つの平均は 0.0724
以上より、a = 0.50 のときが最も誤差が少ないので、答えは 0.50 : 0.50 となります。
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過去のデーターからして、日本シリーズを争った2チームの実力差は全くと言っていいほど無いことが分かりました。
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