(1) サイコロを10 回振ったときに、 1 の目が3回だけ出る確率を求めよ
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「 第
結果席 」には、
回目に出た目の数が入るとします。10 回サイコロを振った時に、 最初の3回続けて 1 の目が出て、 残りはすべて 1 以外の目が出る確率は、 次のようになります。

10 回サイコロを振った時に、「 第1結果席 」と「 第2結果席 」と「 第4結果席 」に 1 が入り、その他の結果席には 1 以外の数が入る確率は、 次のようになります。

10 回サイコロを振った時に、「 第3結果席 」と「 第7結果席 」と「 第9結果席 」に 1 が入り、 その他の結果席には 1 以外の数が入る確率は、 次のようになります。

このように考えていくと、
「 結果席の組み合わせ 」が全部で何とおりあるのかを調べて、 それを
にかければ、 答えを導くことができることに気づきます。ではまず、「 第1表彰台 」、「 第2表彰台 」、「 第3表彰台 」に上がる「 すべての結果席 」の「 順列の数( 単位: とおり )」を求めます。

次に、「 第1倉庫 」、「 第2倉庫 」、「 第3倉庫 」に入る「 3つの表彰台 」 の「 順列の数 ( 単位: とおり )」を求めます。

すると、「 3台収納倉庫 」に入る「 すべての結果席 」の「 組み合わせの数 ( 単位: とおり )」は次のようになります。

したがって、求める確率は、次のようになります。

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一般に、 1 回の期待確率が
の独立な試行を
回 行ったときに、
回だけ期待どおりになる確率は、 次のように表されます。

期待どおりになる回数 (
) を
軸に、
回だけ期待どおりになる確率を
軸にして、 プロットし隣どうしを線で結びますと、
を頂点とする左右対称の山型のグラフになります。 この二項分布は確率分布であり、 次の式が成り立ちます。
この二項分布の名前は、 二項定理に由来します。
二項定理 :




と
は同じ形をしています。-
A君とB君がジャンケンを10 回します。 A君が勝つ回数ごとの確率は次のようになります。

以上より、 独立試行の確率が 2分の 1 の場合、「 独立試行の反復による頻度の確率 」の分布は、上記の
を消去して、 組み合わせの数の分布になっていることがわかります。※ 参照: 大学生のための数学 > JavaScript > JavaScript_シミュレーション > 二項分布確率
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