私による NewMMT の考え方では、借金をする者が信用創造をしているとします。そして、信用創造には、一次的信用創造( 通貨創造 )と 永久的信用創造( 貨幣創造 )の2種類があるとします。
@ 一次的信用創造( 通貨創造 )
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民間( 企業や家庭 )が民間銀行から借金をして返済するという過程の中で起きる、一次的な通貨創造のこと。
民間が民間銀行から借金をした瞬間に新たな通貨が誕生しますが、いずれその借金は返済されることになり、その瞬間に新たな通貨は消滅します。
一次的信用創造をするのは、民間銀行に対して長期的生産供給能力があると認めさせた民間です。
また、政府が国債を民間銀行に発行販売してから、政府が民間の企業に公共事業を発注し、その後に政府が民間銀行に国債の償還をするという過程の中で起きる、一次的な通貨創造のこと。
政府が国債を民間銀行に発行販売した瞬間に新たな通貨が誕生しますが、いずれ政府が民間銀行に国債の償還をすると、その瞬間に新たな通貨は消滅します。
一次的信用創造をするのは、民間銀行に対して長期的生産供給能力があると認めさせた政府です。
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政府が国債を民間銀行に発行販売してから、政府が民間の企業に公共事業を発注し、その後に日銀が民間銀行から国債を買い取るという過程の中で起きる、永久的な信用創造のこと。
日銀が民間銀行から国債を買い取った瞬間に永久的信用創造( 貨幣創造 )が発生します。いずれ消滅するはずだった通貨が永遠の命を得て貨幣に成る瞬間です。政府による日銀に対する借金は将来的に返済されることはないので、永久的信用創造なのです。
永久的信用創造をするのは、民間銀行に対して長期的生産供給能力があると認めさせた統合政府( 政府+日銀 )です。
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