音頭とは
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2022.12.27_____
音頭とは、声明などにおいて最初に独唱を行う者のこと、または、雅楽における各楽器の主となる演奏者のことである。音頭をとるとは、物事を行う際に皆の先頭に立って統率・牽引すること、または、多人数で歌うときにまず一人が歌いだして調子をとることを言う。
民謡における音頭とは、曲の歌いだしや主な旋律を独唱者が歌い、他の者は斉唱したり掛け声をかけたりすることが交互に続いていくものである。( スッキリ解決!2つの違い http://www.st38.net/sukkiri-chigai/index.html より )労働歌である木遣り唄(1200年頃〜)はこの音頭という形式をとっている。他に江戸時代初期から歌われている河内音頭や秋田音頭に音頭の原型を見ることができる。しかし、現代では、輪になって歌い踊るために作られた楽曲のことも音頭と言われる。
「音頭」という文字の入った楽曲で私が思いつくものを列挙してみる。「河内音頭」「秋田音頭」「花笠音頭」「真室川音頭」「東京音頭」「東京五輪音頭」「オバQ音頭」「ドラえもん音頭」「あられちゃん音頭」「東村山音頭」「三間町音頭」
盆踊りの唄も広義の音頭である。盆踊り唄では、「北海盆唄」「相馬盆唄」「郡上踊り」「西馬音内盆踊り」「阿波踊り」「ソーラン節」「炭坑節」「よさこい節」「エイサー」などが有名である。
民謡における盆踊りの起源は、平安時代中期の空也から鎌倉時代の一遍に繋がる「踊り念仏」とのことである。盆(盂蘭盆会)とは祖先の霊をお迎えしてもてなす行事である。盆踊りが輪になって踊るようになったのは、江戸時代の初期の頃のようである。