九州の有明海に近い大川の浜松屋で、妻と2人至福の鰻のせいろ蒸しをいただいた後、すぐ近くの古賀政男記念館を訪れました。Youtubeで知ったのですが、館長さんはギターのスペシャリストで、館内の小さなステージで時々演奏をされるそうです。私たちが訪れたときは入場券販売窓口業務をされていました。中に入ると案内係りの方が古賀政男のことを「先生」と言っておられ、1904年( 明治37年 )生まれの古賀政男を身近に感じることができました。大川家具で有名な大川出身の大川栄策の写真も展示されていました。古賀政男の直筆の楽譜は、音楽教師をしていた私の父( 1930年生まれ )が書いた唱歌の楽譜によく似ていました。紙質もオタマジャクシも。
感動したのは、古賀政男が亡くなる2〜3日前に書いた直筆のメモです。そこには次のようなことが書かれてありました。
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私の歌はいつまで繰り返されるのだろう。早くこんな歌が唄われなくなる日が来ると好い。日本人が明るく楽しく愉快に暮らしてゆける時代が来ると好い。悲しみなんかもう沢山だ。戦争の傷跡もピカドンの慟哭も早く消えろ。そして古賀メロディも早く去れ。
※ 参考: 音楽と物理学 > 主な作詞家と作曲者ごとの昭和歌謡曲集 ( 昭和前半編 )
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