88鍵ピアノは 52個の白鍵 と 36個の黒鍵から成っています。ピアノの中央は 音名E と 音名F の間です。ハ長調で言うなら、ミ と ファ の間で、低い音よりも高い音を出す鍵盤の数の方がやや多くなっています。
中央に近い音名Dの鍵盤を軸として黒鍵が左右対称に並んでいます。左右対称の軸がその隣の音名Cの鍵盤ではないことは興味深いです。五度圏の#が付いていない音を時計回り順に並べると F → C → G → D → A → E → B となっており、Dがちょうど真ん中になっているからです。

中央に近い音名Dの鍵盤に左右の親指を置いてから、右手は半音ずつ上がり、左手は半音ずつ下がり、2重音を鳴らし心地よく響くケースをピックアップすると次の4つになります。
C と E ( 長3度 )
♯F と ♯A ( 長3度 )
♯G と ♯G ( 完全1度 )
D と D ( 完全1度 )
※ 参考: 心地よく響く2重音:
-
短3度: 半音3つ分の差のある3度 ( 振動数比 5:6 ) 例: ラ と ド
長3度: 半音4つ分の差のある3度 ( 振動数比 4:5 ) 例: ド と ミ
完全4度:半音5つ分の差のある4度 ( 振動数比 3:4 ) 例: ド と ファ
完全5度:半音7つ分の差のある5度 ( 振動数比 2:3 ) 例: ド と ソ
短6度:半音8つ分の差のある6度 ( 振動数比 5:8 ) 例: ミ と ド
長6度:半音9つ分の差のある6度 ( 振動数比 3:5 ) 例: ド と ラ
音楽と物理学 へ戻る