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( ハミルトン演算子 )
は、 スカラー を ベクトル に変換する演算子である。

は、 ベクトル を ベクトル に変換する演算子である。
が
を満たすとき、
を満たすスカラー場
が存在する。
を ベクトル場
の ポテンシャル ( スカラーポテンシャル ) と言う。

の大きさは
だから、
の大きさは
である。 したがって、 このスカラー場の勾配は、 位置ベクトルの大きさの2乗の逆数に等しくて、 位置ベクトルとは逆向きであることがわかる。
と置くと、
となるので、 スカラー場
は ベクトル場
の スカラーポテンシャル である。 スカラー場
は
つまり
であり、 ベクトル場
は、 大きさが原点からの距離の2乗の逆数に等しくて、 原点を向いている。 このようなベクトル場の例は、 原点に存在する質量
の物質が産生する重力場である。
の物質が存在するとき、 重力場を産生している物質に対するその物質のポテンシャルエネルギーは、 スカラーポテンシャルに
をかけた値になっている。 ポテンシャルエネルギーは、 物質が重力場を産生している物質から無限に離れているときに0であり、 重力場を産生している物質に近づくにつれ、 負の値が次第に大きくなっていく。